508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/09/06(火) 03:10:24 ID:xHEOTVOPO
814:名無しさん@6周年 :sage 2005/09/06(火) 02:36:48 ID:JvJof5SR0
みんなで大切に飼ってた公園の野良猫がいました

↓つづきたのむ

続き書いたお(^ω^;)

野良猫はどこから流れて来たのか、みんなの所に来た時は大人の猫でした。
子猫の頃もどこかで可愛がられていたのでしょう、
それはそれは可愛いく、みんなに愛される猫でした。

その可愛い野良猫の噂を聞き付けた金持ちが、猫を見に来ました。
その金持ちは一目で猫を気に入り、引き取りたいと思いました。
しかし住人はみんな猫が大好きで、
野良猫は野良猫として自由に生きていたから、
愛される野良猫だったのです。

住人は、金持ちにその事を訴えました。
住人の言葉を聞き、金持ちは納得し謝罪の言葉を残し去って行きました。

住人と野良猫に平和が戻り、
変哲も無い日常は穏やかに過ぎていきました。

しかしそんなある日、
突然、一人の女が『これはわたしの猫かも知れない』と言い出し、
野良猫を家へ連れて行きました。

住人はみんな驚きましたが、野良猫はみんなの猫ゆえ
たまに誰かの家に行くこともあり、それほど気には止めなかったのです。




511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2005/09/06(火) 03:11:53 ID:xHEOTVOPO
>>508続
しかし事態はいつもとは違いました。

テレビのペット紹介で、いきなりあの野良猫が登場したのです。
その、一人の女の『飼い猫』という事で…


それを見て、その猫の可愛いさに目を付けた大金持ちが居ました。
猫の可愛さをみんな見たがる、とてもたくさんの事に利用出来ると思いついたのです。

大金持ちは女のもとへ向かい話を持ち掛けました。

『女の猫のままで良いが、力を是非貸して欲しい』と

猫の可愛さは一躍話題となり、さまざまなメディアに出たり、
グッズも出たりして、大人気になりました。

けれど、野良猫を大事にして来た住人の心は悲しさと悔しさでいっぱいでした。
野良猫を可愛いがっていた頃は楽しかった、と呟くと
住人外からは『流行りに乗りたがりの嘘つき』と白い目で見られ、
大金持ちと女によって管理されている猫を、もうかわいがりに行くことも出来ません。

商品価値を見出され、飼い慣らされた猫はもうあの野良猫ではありませんでした。

住人が愛した野良猫は、どこかへ消えてしまったのです。

やがて流行が廃れ、猫の人気もすっかりなくなり、
存在そのものすら忘れられてしまう位になりました。

520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2005/09/06(火) 03:14:48 ID:xHEOTVOPO
>>508>>511続き

もはや猫の存在を覚えているのは、
本当に猫を愛していた、住人だけになってしまったのです。

けれど、その住人の胸に遺っていたのは
寂しさだけでした。


おしまいお(^ω^;)
チラシの裏フォーッ




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